事例紹介
任意整理の事例紹介
借金150万円が30万円になりました。

Hさん(32歳女性)は、旅行や遊び等の費用を作るため、
信販会社と消費者金融から、借り入れと返済を繰り返してきました。
月々の返済額は8万円にもなり、このままではさすがに大変な
こと
になると思い、ホームページで知った司法書士に相談する
ことに しました。
現在の状況は
A社30万円(約7年間)、B社30万円(約7年間)、
C社50万円(約8年間)、D社40万円(約6年間)、
この状況では 「任意整理」をすすめられました。
利息制限法の引きなおし計算をしてみると、結果借金の額は30万円まで減額することが
できました。
Hさんは、両親に正直に話し、援助をうけて一括して全額を返済することになりました。
借金150万円が110万円になりました。

Yさん(28歳男性)は、会社帰りに会社の先輩などと、週2,3回
飲みに行くことがありましたが、徐々にその機会が増えていき、
給料日前などには消費者金融から借りることもありました。
最初は借りたものはすべて次の給料日には返済していたのですが、次第に借り入れが累積してきて、毎月の返済が7万円にも
なってきました。
そうなると返済しては借り入れをする毎日となり、返済額は
増える一方です。
Yさんは消費者生活センターで司法書士に相談してみてはどうかといわれました。
現在の状況は、
A社40万円(約3年間)、B社50万円(約3年間)、
C社30万円(約2年間)、D社30万円(約1年間)、
ですが、利息制限法の引きなおし計算をしてみると借金の額は約110万円の見込みとなり、
任意整理をこころみました。
この110万円を、
3年間で支払う(つまり月々約3万円づつ)という和解契約を各債権者と
締結することができました。
Yさんは、その後、お金のないときの飲み会は断り、この返済計画とおり返済を続けているようです。
民事再生の事例紹介

自営業者T(52歳男性)さんは、取引先の倒産による受注減少
などにより、借入を重ねました。
住宅ローンの支払い月々7万円は遅れず支払ってきましたが、
それ以外に5社で500万円ほどの借入になり住宅ローン以外
に月々10万円程度の返済をしなければなりません。
手取り月収と妻のパート収入を合計32万円程度ですが、
今後の収入は継続して見込めますので、民事再生手続きを
申し立てました。
再生計画により、住宅ローンはそのまま支払い続けるが、
その他の借金は5分の1の100万円とし、
月々3万円程度を3年間かけて支払うこととなりました。
持ち家を手放すことも無く、無事生活を立て直すことが可能となりました。
自己破産の事例紹介
から再出発できました。

Mさん(47歳男性)は、就職して10年以上が経ち、結婚し子供も
大きくなったので、銀行で35年の住宅ローンを組み、
頭金は50万円ほどでマンションを購入しました。
数年間は順調に返済してきましたが、勤務していた不動産会社の
業績は悪くなる一方で残業代がカットされたり、給料が遅れがちに
なったりしました。
せっかく手に入れたマイホームだったので、住宅ローンだけは
返済しようと生活費も切り詰めました。しかし会社からの給料の
延滞は続き、消費者金融から借り入れをして、住宅ローンの返済
や生活費に充てましたが、結局勤務していた会社は倒産して
しまい退職金もありませんでした。
再就職もままならず、実家などの援助にも限界があり、どうしてよいのか途方に暮れ相談にみえ
ました。事情を聞いたところ、住宅ローンの残りが2500万円、消費者金融の借金が
300万円ありました。
マンションは売却しても1500万円くらいにしかならないといった具合でした。
仮にマンションを売って銀行が担保権をはずしてくれたとしても、1000万円以上の借金は
残ってしまうことや再就職がなかなか進まず収入のめども立たない状況でしたので、自己破産の
申立をすることにしました。
免責が得られれば、消費者金融のみならず住宅ローンの支払い義務もなくなります。
そして、無事免責を得ることができました。
マンションは手放さざるを得なかったものの、
就職もきまりアパートを借りて再出発することが可能となりました。
過払い金返還請求の事例紹介
の過払い金を回収できました。

Rさん(44歳女性)は、健康器具販売の会社で働いていましたが、
ご主人の会社が倒産したことがきっかけで、消費者金融の
借り入れが始まり、月々の返済額は8万円になりますが、
不況のため今後はパートに降格となり収入も大幅に減らされる
状況です。
現在の状況は
A社110万円(借入期間約12年間)、
B社50万円(約12年間)、C社85万円(約10年間)
、月々の返済額は8万円、債務総額は250万円近くに
なってしまいました。
今後の収入面の不安もあり、当初は自己破産も検討しましたが、利息制限法の引きなおし計算を
してみると、A社に対しては65万円、B社には15万円、C社には15万円と、すべての会社に対して
払い過ぎとなっており、
全社から合計95万円の過払い金を回収することができました。